1.「しぜん」な断熱・気密住宅

●バウビオロギー断熱・気密・開放可変住宅
 高断熱・高気密・全室暖房・計画換気住宅は寒さや雪からの開放と同時に、省エネルギ
ーと、室内の結露・黴・ダニ、化学物質などの空気質を考え換気計画ができるようになっ
た。夏季対応開放建築の隙間風は、数ある換気・通風の手法の一つであり、隙間風だけが
換気・通風の全てではない。北国・寒冷地の我々では、今、それぞれの研究、工夫によっ
て自然換気、自然換気+機会換気の技術が熟してきた。自然換気、機械換気で必要な時に
必要な換気量が確保できるように、換気うまく行う仕組みができてきた。窓を開ければす
む場合は窓を開ければよい。この時は伝統の手法が有効であり、学ぼう。音がうるさい、
プライバシーや防犯が必要だ、風や雨が強い、吹雪く、寒かったりの状態で窓を開けない
場合は、窓を閉じ有効な換気をすればよい。有効に換気を高めるには、気密を保ち効果的
に換気ができることが必要である。

 高気密といっても、潜水艦とちがって窒息するようなことはない。気密性能が最高レベ
ルの隙間相当面積が0.5平方cm/平方mをきる木造の高気密住宅でさえ、高層マンシ
ョンの住居の気密性能には負ける。そうしたマンションで、換気計画が考えられていない
状態で開放型のマイコンコントロールのストーブで暖房し、毒の排気ガスを吸っているの
は解せない。窓を開けるのであろうか。木造の高気密住宅も、窓を開ければ、普通の家で
ある。冬でも天気の良い日は、窓を開け換気
・通風している。
 伝統建築をもとにした、中気密が良いといわれる自然住宅でも、換気計画が考えられて
いない状態で開放型のストーブで暖房し、毒の排気ガスを吸っているのは解せない。これ
で、健康住宅なのだろうか。

 ・断熱・気密型伝統建築
 ・開放型伝統建築