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小田島工務店が企画した、県内の三つの設計事務所がそれぞれ住宅建築を設計するプロジェクトです。西方設計棟は、落雪を考慮し付加断熱部分を活かした力強い切妻の大屋根と、屋根形状をそのまま活かした空間が特徴です。融雪のための堰と緑豊かなコモンスペースが、3棟の建築を全体のひとつの景観としてゆるやかに繋げることで、六郷にふさわしい佇まいとなりました。
南側には大窓を連続して配し、地平線と田畑が広がる景色を望むことができます。LDKに隣接した和室の障子を外すと開放感あふれる広々とした空間になります。
地中熱ヒートポンプで暖冷房し、太陽光発電で電気をつくる。そして余剰電力で給湯する。 エネルギーのしくみを考え、温熱環境を整えた住まいやすい終の住処です。
山形県鶴岡市に建築された、4人家族の住まいです。建築を学ばれていた住まい手自身の、「自宅は自分で設計したい」強い想いをくみ取り、西方設計は外観 開口部 構造 性能等のバランス面をサポートしました。
トリプルショックの影響を受けシビアな仕様と予算調整を強いられましたが、暖房負荷を考慮した開口部の設計、 断熱仕様や外皮面積の調整、構造や内外装仕上げに用いる木材の流通を見直し、地場の製材所から構造材を入れる等の創意工夫を行うことで、影響を最小限に押え費用対効果を高めています。
旧城下町域の北端、保戸野八丁に位置する私設の学童保育施設です。春夏秋冬を問わず、放課後、子どもたちが楽しく集い、 安全に過ごせるよう、第一に耐震性と断熱性を備えた建築としました。開放感と木質感溢れる空間の中で、のびのびとした活動やふれあい、他人をいたわるやさしさを育み、守り、支援する施設としてふさわしい建築を目指しています。