小田島工務店が企画した、県内の三つの設計事務所がそれぞれ住宅建築を設計するプロジェクトです。西方設計棟は、落雪を考慮し付加断熱部分を活かした力強い切妻の大屋根と、屋根形状をそのまま活かした空間が特徴です。融雪のための堰と緑豊かなコモンスペースが、3棟の建築を全体のひとつの景観としてゆるやかに繋げることで、六郷にふさわしい佇まいとなりました。
小田島工務店が企画した、県内の三つの設計事務所がそれぞれ住宅建築を設計するプロジェクトです。西方設計棟は、落雪を考慮し付加断熱部分を活かした力強い切妻の大屋根と、屋根形状をそのまま活かした空間が特徴です。融雪のための堰と緑豊かなコモンスペースが、3棟の建築を全体のひとつの景観としてゆるやかに繋げることで、六郷にふさわしい佇まいとなりました。
南側には大窓を連続して配し、地平線と田畑が広がる景色を望むことができます。LDKに隣接した和室の障子を外すと開放感あふれる広々とした空間になります。
地中熱ヒートポンプで暖冷房し、太陽光発電で電気をつくる。そして余剰電力で給湯する。 エネルギーのしくみを考え、温熱環境を整えた住まいやすい終の住処です。
山形県鶴岡市に建築された、4人家族の住まいです。建築を学ばれていた住まい手自身の、「自宅は自分で設計したい」強い想いをくみ取り、西方設計は外観 開口部 構造 性能等のバランス面をサポートしました。
トリプルショックの影響を受けシビアな仕様と予算調整を強いられましたが、暖房負荷を考慮した開口部の設計、 断熱仕様や外皮面積の調整、構造や内外装仕上げに用いる木材の流通を見直し、地場の製材所から構造材を入れる等の創意工夫を行うことで、影響を最小限に押え費用対効果を高めています。
平屋で89.43m2のパッシブハウスになりにくい小さな家ですが、南面のファサードは外からも内からも太陽を意識したパッシブハウスの顔になっています。
夫婦お二人と犬1匹が暮らす明るく暖かな住まいです。姿は見えずとも、どこかに人がいることが分かる開放的な空間は家族みんなにとって安心感があります。農作業からの帰宅時・犬の散歩からの帰宅時には車庫・物置の多目的空間を通ってお風呂まで一直線に抜けられるようになっています。途中には洗い場(ドッグバス )に洗濯機と、汚れ物を順々に洗える仕組みがあり、たくさんお仕事をして帰っても、たくさん遊んで帰っても泥汚れの心配はありません。
おおらかなワンルームが特徴的な空間です。南側に居間食堂と居住空間が集約されており、南北方向に仕切り壁はなく奥行きがあることから、南面の大開口に添うように大きさの違う吹抜けを設けました。これにより、隣家が近接した敷地ながら2階からの光が1階にも届き、外付けブラインドのスラットの調整により、曇天でも柔らかな光が居室に届く構成です。
敷地南側の隣家による日陰を考慮し よりたくさんの日射を取得できるよう検討しました。1Fは日当たりが悪いのですが 2Fの吹抜を介して陽が降り注ぐようにデザインすることで 明るい空間となりました。
外付ブラインドによって一年を通して日射取得を調整し 効率よく暖房・冷房が効くように補助します。
大窓から四季折々の景色を楽しむ住宅です。夏の日差しを遮る長い庇と切妻屋根の形状をそのまま持ち込んだ室内は、伸びやかな広がりと開放感があります。
野山に囲まれた周辺環境と、L字型の土間が特徴の住宅です。敷地周辺の豊かな自然環境を活かした途切れることのない借景と、充分な採光を活かし、1階と2階が吹抜けと開口部を介して繫がる、27.3坪とコンパクトながら開放感のある住空間となりました。
草屋根と、北面の大窓と南面ハイサイド窓が特徴の住宅です。
家電までを含めた、本来のゼロ・エネルギーハウス、
その標準仕様と新たな試みを実践した住宅です。
南面の大きな窓で、日射を取り入れて暖房し、
屋根の太陽光発電で電気を創り、換気は電気を使わず
空気の対流で換気するパッシブ換気です。
設計にあたり、いくつかの試みを実践しました。
3寸5分の片流れ屋根の、シンプルでエッジの効いた佇まいが特徴の住宅です。
ガレージの上を利用したスキップフロアになっています。
準防火地域でありながら建築的工夫によって、
高断熱・高透過ガラスの大窓のある
明るく開放的な居間が実現しました。
造作の防火雨戸で断熱性能の高い窓を使用しつつ
デザイン的にもアクセントをつけました。
土縁のある古民家風の住宅です。
大きな窓と長い軒で効率よく日射取得・日射遮蔽ができます。
冬は南側の大きな窓から日射を取り入れ、土縁に蓄熱します。
庭と室内を大きな窓と土縁でつなぐことで、内と外との連続性を持たせています。
古材・木部の色と塗壁の白との美しいコントラストを楽しめます。
旧城下町域の北端、保戸野八丁に位置する私設の学童保育施設です。春夏秋冬を問わず、放課後、子どもたちが楽しく集い、 安全に過ごせるよう、第一に耐震性と断熱性を備えた建築としました。開放感と木質感溢れる空間の中で、のびのびとした活動やふれあい、他人をいたわるやさしさを育み、守り、支援する施設としてふさわしい建築を目指しています。
コストパフォーマンスと汎用性の高い規格流通木材を用いた在来軸組工法とすることで計画を進め、 全体形状はシンプルな矩形とし 、断熱性能・構造・施工性の面で合理性を図りました。外壁仕上げには地場産材であるカラマツ厚30mmすのこ板張り(ファサードラタン)を無塗装で使用。メンテナンスの軽減とともに厚板の圧倒的素材感と自然素材ならではの経年変化を楽しめます。
構造/山田憲明構造設計事務所
老朽化した2つの保育園を統合した新たな町立の子ども園です。山、川、海と自然豊かな環境の中で、園舎もまた周囲の景観と調和した木々の温もりが優しく包み込むような雰囲気とし、園児が四季折々の自然と共にのびのびと成長できるような地場産材を多用した「木造園舎」としました。共につくる喜びを分かち合うため、設計段階におけるワークショップ、上棟時の餅まき、現場で使用した木材を利用しての記念品作成など、町、保育園、園児が一体となって竣工することができました。
設計/設計チーム木協同組合
七座山、米代川、きみまち阪を臨む道路情報・観光拠点施設です。
立地を活かし、ふたついの四季折々の景色を楽しむことができます。
エントランス、売店、レストランはそれぞれ
特色あるトラスで組み上げたダイナミックな空間となっています。
設計/設計チーム木協同組合
パッシブデザインの公営住宅です。
木都のしろから全国へ発信しうる木造公営住宅のモデルとして提案しました。
コモンスペースををはじめとした建物配置の工夫による
多世代のコミュニティを活性化させる仕掛けづくりしています。
設計/設計チーム木協同組合
設計/設計チーム木協同組合
設計/設計チーム木協同組合