10月5日に四国村ミウゼアム民家博物館を見学した。
庶民の小さな旧山下家と旧吉野家をがメインである。
旧吉野家 10.5坪
HPから
徳島県阿南市の蒲生田岬に近い漁村(伊座利地区)の漁師の家である。昔から陸の孤島と呼ばれる交通の不便なところであった。間口3間半(約6.36メートル)、奥行3間(約5.45メートル)、屋根は切妻造りの本瓦葺の建物である。間取形式は向って左側に土間を取り、土間に沿って幅1間(約1.81メートル)の竹スノコ床を設け、奥に畳敷、根太天井を張り、座敷と寝間(ねま)をとっている。壁には神棚を設け、漁師の厚い信仰がうかがわれる。この家の木材には、切込み跡がみられ、古家の材料を再用していることがわかる。
伊座利地区の家では、昔は古材を使って家を建てる風習があった。一般に軒が低く、風が強いため切妻の瓦葺が多く、敷地の海側に風よけの石垣を築いた家が多い。この地区の町家、農家、漁家など間取りは大体は同じ型で変わるところは少ない。