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次の木造カーテンウォールを考える1

研修・鑑賞・スタディ

2025.02.14

これまでの木造カーテンウォールに経験を加え次の段階にすすむ。

2018年完成の「道の駅ふたつい」
完成時は、ガラスの継ぎ目のシーリングの上にアルミプレートを被せていた。
シーリングを保護するためである。
その後にアルミプレートを取り外した。
シーリングが剥き出しである。
アルミプレートを止めるビスが悪さをしたからである。
最も簡単なカーテンウォールの納まりである。
連続したガラスの一体感のうつくしさはこの納まりである。

米代川対岸の美しい七座山を眺望する。

レストランの室内。

ホール。
100万人/年が訪れる。
秋田県内の道の駅の訪問客ではナンバーワンである。
県北の施設では集客力が最高である。
街中に欲しい。

1994年完成の西方設計のアトリエ。
それから31年も経った。
木材の細い部材の押縁の木口の白太部分は水分を吸い腐朽している。
外装の杉板も白太部分は腐朽している。
それらからの反省から、外部に使う杉板は耐久性がある赤身のみを使う。
庭を見る。


当初の日射遮蔽は朝顔やキューリだった。
美しいが、日射遮蔽するまで育つのは8月の下旬で役に立たなかった。
その後は簾→外付けブラインド。

朝顔が咲き美しい。
胡瓜もぶら下がる。

15年後の2009年に外付ブラインドを設置した。

2016年完成のQ1の自宅。
早くも9年が経った。
カーテンウォールはW4間H5m。
開閉のドレーキップは中層断熱アルミサッシ。
ガラスはトリプルシンガポールガラス。
押縁は桧。

10kWの太陽光発電で使用電力の倍以上を稼ぐプラスエネルギーハウス。


2020年完成のQ1住宅L2秋田東通2。
カーテンウォールはW4間H5m。
開閉のドレーキップはスマートウィン。
ガラスはトリプルECLAZ。
押縁は桧。

外付けブラインド

1階は塀があり外からは見えない。
2階は外から見えるが、外付けブラインドの羽根を水平にし視線を遮る。
中からは外が見える。
日射は遮られる。

居間から庭を見る。

庭の眺望を調整する。


2021年完成の大正の家断熱耐震改修2
木製サッシへーべシーべスマートウィン、巾2間×2=巾4間。

2021年完成のゆりが丘パッシブハウス
真ん中が巾2間の木製サッシへーべシーべスマートウィン、両側がFix。ガラスはトリプルECLAZ。


外付けブラインド

20025年3月下旬完成予定のQ1住宅足利L3
LDK・和室

外付けブラインドがつく。

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