今日は「暁の宇品」を読んだ。
読みき切れなかったが。
田尻昌次を中心とした陸軍の海洋運搬の兵站の話である。
南洋での戦い、中国での戦いの死者の7割は餓死だ。
考えられない戦略である。
情報戦の弱さもそうだが、
大本営で兵站が軽んじられているとは、戦い以前に負けている。
戦国時代に遡るが、秀吉の強さは兵隊と同数の素早い兵站をもっていたこと。
興味、知りたいことは山ほど出てくるが、読書時間が少ない。
建築設計で費やす時間・エネルギーは膨大である。
時間を欲しい。
友人たちは引退し、日々、読書三昧である。
羨ましい。
興味にまかせ本を買うので、積読になる。
「天皇制ファシズム+草の根ファシズム」を考える。
全体と階層別に考えている。
軍
上層将校
中層将校
下士官
下層兵士 一等兵 二等兵
国民
上層:政治家 思想家 経済
中層:都市部中小商工業者 農村部地主 インテリ
下層:農民 労働者(職工 日雇)
田尻昌次・市原健蔵らにより開発された上陸用舟艇のダイハツ。