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ウォールスタット住宅1:等級3地震波

構造・構法-耐震/研修・鑑賞・スタディ

2024.07.31

7月25日のあきた木造建築塾で講師をした。

第4回は西方と藤田が、
「意匠設計者」でもできる、している住宅・非住宅の許容応力度計算を解説した。
その中の一コマの等級3の実例をウォールスタットで検証した。
久しぶりにウォールスタットを使った。

西方設計では、
特色ある木構造は専門の山田憲昭さんなどの構造設計者に頼みます。
それ以外は設計の担当者が基本設計から許容応力度計算と温熱エネルギー計算をします。
木構造と断熱気密施工・温熱と結露を絡めて考えていきます。
創意工夫が成り立ちます。
上屋の木部から、その力の流れを受ける基礎まで許容応力度計算します。
基礎断熱で底盤コンクリート中に納まる扁平地中梁や、
内部の独立基礎は扁平地中梁で連結されています。
内部にコンクリートの立ち上り壁がない、
オープンな床下空間になります。

右側は南面東端に耐力壁がない実例。
左側は右側に実例に1階2階共に東端に耐力壁を補強した場合の家。
積雪荷重1m(雪下ろし低減)。

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