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11.25坪の庶民の小さな家 山下家住宅(四国村ミウゼアム)

足軽住宅・小民家/見学建築・歴史・他

2024.10.07

四国村ミウゼアム民家博物館の山下家住宅
「周囲八間(ぐるりはちけん)」間口4間半(8.83m)、奥行2間半(5.01m)
11.25坪
民家というと思い浮かべるのは豪農や豪商の大きく立派な家である。
ごく少数の人々である。
庶民の家は歴史的価値が少ないと、現存しているのは少ない。
それで数少ない庶民の小さな家を採集している。

武士でないとされる低い身分の足軽の家は給与住宅で、敷地は300坪、家は30坪ほどが多い。
年収は500万円ほどであるが、土地と家がタダなのである。

HPから転載
香川県の東端、徳島との県境に近い山腹にあった農家の住宅。

間口4間半(8.83m)、奥行2間半(5.01m)の小さな民家で、
このような小規模な民家を俗に「周囲八間(ぐるりはちけん)」と呼びます。
“ぐるり”とは家の周囲を指し、“家の周りを1周しても8間ほどの小さな家”という意味。
土間、床張りの1部屋、奥に寝室を1室囲っただけの素朴な間取りで、
東讃岐地方の一般農家の典型といえる住宅です。


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