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冨木田家砂糖しめ小屋(四国村ミウゼアム)

見学建築・歴史・他

2024.10.12

冨木田家砂糖しめ小屋(四国村ミウゼアム)

珍しい円筒形躯体+円錐形小屋梁組である。
小さいが迫力がある空間になっている。

HPから転載
年代:1800年代後半(明治時代初期)
旧所在地:香川県坂出市青海町
指定区分:国指定重要有形民俗文化財

砂糖づくりの最初の工程の作業場は、丸い屋根が目印。
“砂糖しめ”とは、サトウキビの汁をしぼるという意味。
砂糖の製造工程の最初に、ここでサトキビの搾汁作業が行われていました。
円錐形の小屋で現存するのは全国でも四国村ミウゼアムにある2つだけです。
かつて香川県では「讃岐三白(さぬきさんぱく)」と呼ばれる砂糖・塩・綿の生産が盛んで
“和三盆糖”で知られる地域に根ざした伝統産業を今に伝える貴重な建物です。

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