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瀬戸内海歴史民俗資料館

見学建築・歴史・他/四季・地域色・食べ物

2024.10.15

高松市の幾つもある半島の先端に建つ。
設計は当時、香川県建築課課長であった山本忠司
築50年は学芸員の話だった。
50年が経っても美しさも機能も保てているすこやかな建築に会えて嬉しい。
50年前の1973年の私は大学生だった。
この頃に田舎にいて全国版の建築家は、
瀬戸内海歴史民俗資料館の山本忠司と、
1956年竣工の八幡浜
日土小学校の松村正恒だった。
両人とも四国である。
学生時代から見たかった建築である。
日土小学校は改修前に見ている。
その後に土佐清水の土佐派の山本長水、小布施の宮本忠長がでている。

HPから転載
建築家山本忠司氏は、公務員でありながら、三段跳びでオリンピックに出場。そして、デザインガバナー金子正則香川県知事のもと丹下健三氏による香川県庁舎新築に携わる。以降も大江宏氏、大髙正人氏、イサム・ノグチ氏、流政之氏や浅田孝氏などとの交流から芽生えた地域愛と建築への情熱をもち、高松西高等学校など香川の様々な施設を設計した。

丸亀城の石垣や近郊の古墳を見て、この地域は日本では珍しい石の文化と思った。

背景は瀬戸内海である。

屋上からの展望の瀬戸内海。
日本海と比べ穏やかさは羨ましい。

石が元気なことはもちろんだが、打ち放しコンクリートも劣化が少ない。

船大工は3次元である。
その技術は地域で尊敬される。



建築の地盤や周囲の岩

HJPから転載
金子知事は香川県庁舎竣工後も芦原義信氏による香川県立図書館、大江宏氏による香川県立丸亀高校他や香川県文化会館、丹下健三氏の香川県立体育館、香川県営一住宅宮団地などのインフラ整備を積極的に進めると同時に地場産業振興として、彫刻家流政之氏やイサム・ノグチ氏の香川県内への誘致を推し進めた。これらの現地取りまとめ役を山本忠司氏が中心となっておこなった。これらのプロジェクトを推し進めていく中で、金子知事と山本氏は新進気鋭の建築家や芸術家などとの交流を深め、地域の活性化を図っていく一方で地域に根ざした独自性について考えるようになっていった。

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