ウッドショックの影響で予算オーバーを調整するのに時間がかかった鶴岡の家がようやくまとまった。
立て続けに、コロナ禍ショック、ウッドショック、ロシア・ウクライナショックのトリプルショックが時間差的に連続している。
時代的に前になるが、オイルショックやリーマンショックの影響は凄まじかったが、今回のトリプルショックはそれ以上だ。
モイスが突然に製造中止になり西方設計の家は全てがモイスを使ってきたので、クワトロショックである。
住宅に関して言えば価格が2割以上アップになっている。木材は2倍以上だ。
これは大きい、3,000万円の家なら600万円のアップである。150万円のアップであれば仕様変更などで対応できるが、600万円のアップでは難しい。
西方設計での影響を述べる。
・設計終盤の昨年の2から3月にトリプルショックを受けたのが2件。
大幅な仕様変更をしながら、12月と3 月末に難儀しながら完成した。
・トリプルショック中に設計がすすみ、仕様や面積変更を大難儀しながら着工中なのが3件。
・工事金額見積金額が決まり、これから着工が1件。
・工事金額見積中が1件。
・図面ができこれから工事金額見積をお願いしているのが2件。
・基本設計ができ、実施設計を始めているのが2件。
・基本設計中なのが4件。
・工事見積金額が合わなく宙に浮いているのが1件。
・設計を受ける前に金額が合わないのが3件。
木材の2倍以上の価格のアップには新たな仕組みを考えている。
皆さんはどうしているのだろうか。