2021年2月14日の西方のブログを再編集
基礎断熱=69.7%
断熱材:全部外=30.3%、L=0.9%)
断熱材:全部内= 3.7%、L=21.3%)
床断熱材=30.3%
床断熱材=30.3%
両方の組合=13.5%
以外に基礎断熱が多く、床断熱材の2.3倍である。
意外だったのは、
基礎外断熱のL型が0.9%とかなり少ない。
基礎内断熱はL型が21.3%と多い。
思うに、
冬は、
寒冷地はシロアリの被害が少ないので基礎外断熱になり、
L型では熱貫流が大きく、RC底盤下全面敷き込みになっているのだろう。
温暖地ではシロアリの被害を考え、基礎内断熱になり、
L型でも熱貫流の大きさが全体的には影響が少ないのであろう。
夏は、
温暖地では逆に基礎内断熱L型が冷地熱利用になり負荷が少なくなっているのだろう。
これまで経験的にそれぞれの地域に有利な方式を選んでいることになる。
シミュレーションでも有利性が知れる。
基礎配筋施工中の千葉県佐倉市に建つ「ユーカリが丘PH」申請中の、
RC底盤下の断熱材の厚さはシミュレーションで決まった。
冬志向では厚い方が良いが、
夏志向では冷房負荷がキツイので抑えるのに薄く75mmにした。
2021年2月12日にPHJ(パッシブハウスジャパン)の「基礎と地盤の熱関係」のバレンタインZOOM研修会があった。
シミュレーションで熱環境を探ろうとする研修会である。
皆さんも私も知りたいところである。
基礎断熱を始めてから35年ほど経ち、経験は豊富であるが、
シミュレーションで詳しく見たことはないので知りたい。
89数名の参加者であり、その人たちの基礎形態のアンケートがされた。
参加者は研修会の内容から意識が高い人たちと思われる。