上野の都美術館で「エゴン・シーレ展」を見た後は、
渋谷に廻って、イメージ・フォーラムの映画「ペーパーシティ 東京大空襲の記憶」を見る。
東京を拠点に活動するオーストラリア出身の映画監督エイドリアン・フランシスが、東京大空襲の生存者たちを取材したドキュメンタリー。
1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、死者10万人以上、東京の4分の1が焼失する史上最大の空襲となった。その悲劇を生き延びた星野弘さん、清岡美知子さん、築山実さんら3人は長年にわたり、公的な慰霊碑や博物館の建設、市民への補償を求めて活動を続けてきた。日本人から戦争や空襲の記憶が失われつつある今、悲劇の体験を後世に残すため戦ってきた生存者たちの最後の運動を、彼らの悲痛な証言や映像資料を交えながら映し出す。
78年前の日本にあったことだ。
東京だけではない。
「全国で200以上の都市が被災、被災人口は970万人に及んだ。
被災面積は約1億9,100万坪(約6万4,000ヘクタール)で、
内地全戸数の約2割にあたる約223万戸が被災した。
米国戦略爆撃調査団は30万人以上の死者、1,500万人が家を失ったとしている。 」
日本の家屋に甚大な被害を与える効果的な方法=焼夷弾を
あみ出すのに協力したのがA・レーモンドである。
記録に残っている。
彼の建築はどこか暗いのはそのせいなのだろうか。
今だに今日のウクライナ、戦争は酷い。