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築30年の高断熱・高気密住宅の断熱改修及び傾き改修

住宅

2023.07.24

築30年の高断熱・高気密住宅の初期の頃の断熱改修である。
もう一つは家屋の傾斜をなおすことである。
秋田駅東側と西側で広範囲に内水浸水したが、幸いに車庫の床コンクルリート上だけだった。

床が111mm傾いている。
いろいろは手法はあるが、コストも考え、
土台より上の家屋をジャッキアップし、
基礎天端を水平に改修した後に、家屋を下ろすやり方にした。

設計は西方設計でなく廃業している設計者である。
基礎はプレキャストコンクリートだった。
既存のアンカーボルトを切断し、再度設置しなければならない。

既存のアンカーボルト。
基礎外側断熱はウレタンボードのBBだったが幸いに食害はなかった。
理屈通りに縦筋がない。上端筋と下端筋(この写真では見えないが)だけである。
西方設計ではフックがない、正規の溶接ではない縦筋は構造計算には入れない。

土台から上屋を上げるのに工法的に、立ち上がり基礎の上端菌の一部を切断しなければならない。
その補強工法が下記の工法である。

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