次世代省エネルギーフェスティバルin能代が19日20日の2日間で行われ、参加した。
講演は6つと学生の発表があり、どれも興味がある事柄だった。
その中で「水素エネルギー社会の実現に向けて」
東京大学 先端科学技術研究センター 河野龍興教授
は今後の私の道を開いてくれた。
我々は、
戸建ての住宅や建築を徹底した省エネルギーにし、
太陽光発電などでエネルギーをつくり、
年間を通してプラスエネルギー住宅・建築にできている。
しかし、日射が少ない日本海沿岸寒冷地では冬季だけは単独では無理である。
可能になるのは風力発電とのネットワークであるが、
風力発電は大資本であり、戸建ての太陽光発電のネットワークは眼中にない。
年間新築の半分の30万戸の屋根が太陽光発電パネルになったらどうだい。
そんな暗中模索のところに、河野龍興先生の講演の中に下の絵と説明があった。
燃料電池(ニッケル水素充電池)を中心とした創エネ・蓄エネのネットワークシステムである。
燃料電池(ニッケル水素充電池)ならエネルギーの時間的・季節的位相ができる。
トヨタはなんで燃料電池を諦めたのだろう。
中国は電気自動車から燃料電池自動車にシフトしていると河野先生が言っている。
オイルショックから燃料電池と思っていたが、
これからはやはり燃料電池(ニッケル水素充電池)だろう。
水素液体タンクではない。
新素材の水素吸蔵合金に水素を入れ込む。