前に日本海側の4地域の、冬に日射が極めて少ない能代でCO2・暖冷房のシミュレーションをしたが、
今回は、暖かく日射が能代の4倍の東京(練馬)でシミュレーションする。
窓を大きくした西方設計標準の等級6.5(UA値0.29W/m2K)はH28年省エネ基準と比べる。
冷暖房合計のCO2は80%減の20%になる。
暖房負荷は97.9%減の2.1%で殆ど無暖房である。
冷房負荷は大幅の36%減の64%になる。
もちろん、外付けブラインドと外付シェード設置である。
環境問題だけでなく居間の室温が9.3℃から21.4℃に上がっていて、暖かい。
H28年省エネ基準では9.3℃で寒く、体にストレスを与える。
災害時に対応ができるように15℃は欲しい。厚手の衣類を着込んで生活ができる。
室温計算条件:全室暖房夜間停止 暖房設定温度20℃ エネルギー計算条件とは異なる場合がある。
高断熱・高気密住宅は夏が暑いと言われているが間違いである。
冷房負荷が大幅の36%減の64%になるのは、
外付けブラインドや外付シェードで窓の日射遮蔽をしなければならない。