依頼主に
株式会社⚫️⚫️建築検査研究所 1 級建築士 ⚫️⚫️⚫️⚫️から
意見書が届いた。
その文面には、
「床下に空調機器を設置する計画のようですが、
交換するときはどうするのか?
夏季 結露対策はどう考えているのか?
基礎中通りの円柱束で耐力壁が支持できないことなどもプラン図からは読み取れないことも懸念材料です。」
とあった。
マウントポジションを取ろうとしている。
4回に分けて説明する。
今回は、
1.「交換するときはどうするのか?」
に答える。
これだけ普及してもまだ、今時、このような疑問を持っている人々が多い。
しかも、重要な社会的役割があるだろう「株式会社⚫️⚫️建築検査研究所 1 級建築士 ⚫️⚫️⚫️⚫️」である。
基礎断熱、床下暖房はまだまだ無理解の人がが多いので、実例で説明する。
エアコンのメンテナンスや交換は、
①ガラリを取り外す。
②床下エアコンが現れる。
③エアコン両脇の床板を取り外す。
④エアコンの前面の床板を取り外す。
⑤床板の受け材の根太も取り外す。
この状態で、
フィルターの掃除や他のメンテナンスができる。
エアコンを取り外す、取り替えるのも楽である。
プロのエアコン洗浄を3年に1回はお願いしている。
床板に座って洗浄が楽にできるので喜ばれている。
①ガラリを取り外す。
ガラリの中にエアコンが設置されている。
②床下エアコンが現れる。
エアコンの上端面と床面の高さを揃える。
③エアコン両脇の床板を取り外す。
④エアコンの前面の床板を取り外す。
⑤床板の受け材の根太も取り外す。
根太も取り外せるが、ここではそのままである。
エアコン上端面と床面の高さを揃えると、
エアコンの吹き出し口の高さが手前の根太下端下で、
吹き出しの空気の流れが根太や土台や大引きに干渉せずに水平にでき、
床下に布基礎の立ち上がりがないオープンな基礎なので、
風量が東側の対面の外周基礎まで届く。
この左右の空間と手前の空間で、
エアコンの設置や取り外しやメンテナンスが簡単にできる。
下の写真のエアコンの手前の右にあるボックスは、
ワイヤードリモコンとエアコンをつなぐインターフェイス。
食堂の壁に設置されたワイヤードリモコン。
これに温度センサーがあり食堂や居間の室温を拾える。
エアコン下部のセンサーでは居間の温度ではなく、
床下の3〜4℃高い温度をセンサーしてしまう。
写真の下のセンサーつきワイヤードリモコンは三菱にしか無い。
写真の上は消費電力計。