木山捷平を読む。
戦前、戦中、戦後の歴史を知りたく、
戦争の走りのノモンハン事件関連の本を読んだ。
「ノモンハンの夏」半藤一利
「ノモンハン事件の虚像と実像」岩城成幸
「ソ連が満州に侵攻した夏」半藤一利
関東軍のインテリジェンスに欠ける無謀な作戦の戦場には呆れる。
欠けたインテリジェンスと共にショックなのは、
油が入ったビール瓶を抱え戦車に突っ込む無謀な作戦である。
田中角栄は仮病を使い戦場からよく逃げ切れたものだ。
学生時代に読んでいた好きな作家の木山捷平も、
満州で40歳過ぎてから徴兵され一兵卒として、
油が入ったビール瓶を抱え戦車に突っ込む練習をしたと、
記憶があるので読み返えした。
手元にあったのは「長春五馬路」(1978年出版文庫)だけながら読んだ。
写真の他の本を買い読んだ。