「アーキテクトビルダー」が新建ハウジングから新創刊される。
アーキテクトビルダー、最近、流行っている名称。
設計力持つ工務店、問題意識をもつ工務店。
私の周りでは「「外断熱」が危ない!」を読んで覚醒した元気な50歳前後の世代が多い。
読んで、「建築人生が変わった」と聞くことが度々である。
住宅を感性で考えることに飽き足らず、科学で建築物理で考えることを取り入れた人達である。
住宅と建築を建築物理で考え始めたのはオイルショック後の北海道からだ。
熱と水蒸気を建築物理で考え、省エネルギーで暖かく腐らない高断熱・高気密住宅の探究である。
その第1世代は荒谷先生や鎌田先生。
私は第2世代だろうか。
30代前半から高断熱・高気密住宅と建築を設計してから約20年後の「「外断熱」が危ない!」の出版だった。
それから更に20年、設計力・デザイン力・施工力・経営力・集客力・社会性が高く「アーキテクトビルダー」と呼ばれるようになっている。
第4世代である。
私の後には60歳前後の第3世代があり、第4世代へと繋がっている。
40歳前後の第5世代も育っている。
アーキテクトとアーキテクトビルダーは何が違うのだろうか。
地域との関連力、人材力、資金力、YouTubeなどSNS力が圧倒的に違う。
そうした背景に「アーキテクトビルダー」が新創刊される。