BLOG

24札幌研修:ブロック建築住宅

研修・鑑賞・スタディ/見学建築・歴史・他

2024.03.13

今回の札幌研修は木造住宅の他に、
断熱ブロック建築、断熱コンクリート、非住宅木造なども見学した。
普段、凝り固まった頭を柔らかくするためである。

山之内建築研究所の設計のブロック建築住宅の南幌の家を見学した。
以前はブロックの壁が2重でその間に断熱材が充填されたWブロック造が盛んだったが、
この家は1重のブロックに外断熱と外装は板貼である。

内装はブロックの剥き出しとトド松合板である。
トド松合板はシナ合板ほど白くなく素材感があり、
カラマツ合板や米松合板ほど色が濃くなく杢目が穏やかな表情である。
気に入っている。
室蘭のマンションの改装に、
天井や間仕切り壁や本棚にカラマツ合板や積層板を使っている。


北建築の光は上から柔らかく降り注ぐ。
明るい空間をつくる。
南の建築のように影をつくり光を存在させることはない。

写真は小縣さん提供。

写真は小縣さん提供。

造作カーテンウォールのガラスの抑え。

写真は山之内建築研究所の提供

写真は山之内建築研究所の提供


ダブルブロックの家
 構造は内側グロック壁、外側は構造でない帳壁。
 その間に断熱材が充填されている。
設計:山之内建築研究所
写真は山之内建築研究所の提供

Loading..