以前から酒田にある井山武司の「太陽建築」に興味があり見学に行っていた。
冬に極めて日射が少ない酒田でオフグリットが成り立っているのかを知りたかった。
その後の、昨年2023年11月4日の酒田の東北公益文化大学で
「井山武司「「太陽建築」出版記念シンポジウム」があり、参加した。
幾人かの講師の中で主として 渡辺菊眞だった。
1.太陽建築と井山武司 渡辺菊眞
2.PASSIVE Architecture 川島範久×渡辺菊眞
渡辺菊眞は井山武司の酒田の「太陽建築」に半年ほど住み込みで弟子入りした。
井山武司を説明する時間が多く、
渡辺個人の建築を語る時間は少なかったが、
興味をもてた。
なにしろ、父親が渡辺豊和である。
渡辺豊和は一時代を奇人変人建築家として名を馳せた。
毛綱毅曠、石山修、渡辺豊和が当時の「三大奇人変人建築家」だった。
その後に建築は異形な藤森照信がいるが、
渡辺菊眞の建築は四人を凌いでいる。
形は異形だが、思考から建築実体まで筋が通っている。
と思っているところに、
今年2024年5月16日 築家協会静岡地域会の講演会
「太陽建築から地域-地球型建築へ」
をZOOMで聞けた。
内容が良かった。
次回へ。