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映像の世紀 ワイマール

研修・鑑賞・スタディ

2024.07.03

NHKの映像の世紀の「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」をみた。
 いつもながら、加古隆のテーマ曲に魅入る。
私自身はワイマール共和国は短い期間だったが最も民主主義な国と思うのだが、
大抵は「ヒトラーを生んだ自由の国」となる。

「ドイツ・ワイマール共和国は、最先端の民主主義国家であった。
男女平等の普通選挙、1日8時間労働制、女性の社会進出、
ユダヤ人も活躍し“黄金の20年代”が到来する。
革命的な芸術学校バウハウスが生まれ、
ナイトクラブでは性のタブーも解放された。
しかし世界恐慌をきっかけに失業者は激増、
手厚い社会保障が皮肉にも国の財政を圧迫、政治は大混乱に陥る。
そして人々は民主主義に代わる、強力な指導者の登場を待望していく。」

現在は民主主義国家と覇権主義国家との争いで、過去の繰り返しになっている。

大戦戦後70年以上も戦争がないことが維持できた日本の、
憲法はワイマール共和国の民主主義な憲法が土台になっているのではないだろうか。
建築的にはモダニズムを切り拓いたバウハウスが花開いた国でもある。
影響されたものは思想と共にデッソウの校舎、ジードルング、マイスターハウスなど沢山ある。
その後にアメリカに渡ったグロピウスやミースやブロイヤーなどの影響は大きい。

ベアテ・シロタ・ゴードン 憲法草案を起草したアートディレクター。
ユダヤ系ウクライナ人の父母を持ち、少女時代に日本で育った。
日本の戦後の
GHQ内で憲法草案の起草に携わった




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