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梅雨:床下の温湿度(基礎断熱)

2024.07.08

能代は先週の後半から今週一杯は雨・曇りで梅雨である。
外気の最高気温は27度前後で暑くないが相対湿度は90%以上である。

ここでチェックが必要なことは
床下の相対湿度が連続した(数日)80%以上にならないことである。
黴たり腐朽菌が発生する恐れが大きい。
特に基礎断熱のパッシブ換気(3種)で床下に外気を導入する場合である。

梅雨時の外気温が27℃相対湿度が90%の絶対湿度は29g/kg、
→この絶対湿度の29g/kgが23℃の床下空間に導入されると、
床下は相対湿度は100%飽和状態の絶対湿度は24g/kgになる。
29g/kgー24g/kg=5g/kgは結露になったり木材やコンクリートなどに含水される。

夏の外気温が32℃相対湿度が90%の絶対湿度は32g/kg、
→この絶対湿度の32g/kgが23℃の床下空間に導入されると、
床下は相対湿度は100%飽和状態の絶対湿度は24g/kgになる。
32g/kgー24g/kg=8g/kgは結露になったり木材やコンクリートなどに含水される。

黴や腐朽菌が発生の恐れがないようにするには、
エアコンなどのヒートポンプで除湿し、
相対湿度が70%以下に落とす必要がある。

以下は5年前後前の記録。

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