樹脂サッシにはツバがあるのとないのがある。 ツバがあるとサッシの取り付け位置が限定され、 付加断熱の場合は大まかに半外付け納まりと内付け納まりがある。 窓の設置位置により樹脂枠の温度が違う。 内付の枠の温度は半外付けより14.5℃-13.8℃=+0.7℃高い。 資料:Q1.0住宅 設計・施工マニュアル2020 鎌田紀彦...
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樹脂サッシにはツバがあるのとないのがある。 ツバがあるとサッシの取り付け位置が限定され、 付加断熱の場合は大まかに半外付け納まりと内付け納まりがある。 窓の設置位置により樹脂枠の温度が違う。 内付の枠の温度は半外付けより14.5℃-13.8℃=+0.7℃高い。 資料:Q1.0住宅 設計・施工マニュアル2020 鎌田紀彦...
落雪、堆積空間から片流れ屋根が多いが、 頂部が高く大きくなるので写真のような腰折屋根にする。 県南の工務店からこれでは補償がなく施工ができないときた。 これまで漏水の事故はないのだが。 大手屋根板金施工会社の図面(逆折れになっているが)を頂き、参考に考えた。 しかし、継ぎ目がない写真の方が安全に思える。 工務店からの提...
連続地中梁独立基礎の法的根拠をよく聞かれる。 独立基礎だけで、立ち上がり基礎がない、 耐力壁の柱の下の基礎は連続しないといけない、 などである。 耐力壁の柱の下の基礎独立基礎は、 底盤の中にあり見えないが地中梁で連続している。 これは 建築施行令第38条4項、告示第1347号4項第2三による。 個々に構造計算すれば良い...
日本のアルミサッシ、複合サッシ、樹脂サッシにはガラケイのツバがある。 これまで見てきた欧州や中国のサッシにはツバがない。 北米系にはある。 日本製でも木製サッシにはない。 (大手ガラスメーカー製であった。木製の外枠にビス止めされたアルミのアングルのツバがあった。) 何のためにツバがあるのだろうか。 ①ツバで躯体に固定す...
ウッドショックの影響で予算オーバーを調整するのに時間がかかった鶴岡の家がようやくまとまった。 立て続けに、コロナ禍ショック、ウッドショック、ロシア・ウクライナショックのトリプルショックが時間差的に連続している。 時代的に前になるが、オイルショックやリーマンショックの影響は凄まじかったが、今回のトリプルショックはそれ以上...
目抜き通り=シャッター通りの裏側は廃墟。 種々、思い描きながら散歩する。
ある委員会で省エネ義務化に反対な熊本の伝統建築の建築家の言うことが理解できないでいる。 義務化になるだろう性能は性能表示の等級4(H28省エネ基準)UA値=0.87W/m2K、Q値0.7W/m2Kである。 低い性能である。 義務化の数値は最低限の低い性能であるから気にすることはないと考える。 伝統建築にはUA値は適しな...
一昨日の夜に外付けブラインドの一部のスラットが閉じなくなった。 写真は昨日の朝。 1階の右下の部分が閉じない。 外から見ると、写真の中程のスラットが強風時に他のスラットに絡み、 縦に閉じれなかったのだろう。 強風の時は閉じた方が良いのだろうか。 絡んでいるのを離したら直った。
能代木産連主催の研修会があった。 講師は秋田県立大学付属木材高度加工研究所の教授でした。 「杉は弱くて梁に使えない」と言っていたのだが、 西方設計では梁の標準仕様が杉である。 もちろん許容応力計算している。 1枚目の写真の梁はE110を使っている。 2枚目と3枚目の写真の梁は無等級で計算している。 富士吉田の家。天野建...
アーキテクトビルダー創刊号より28ページの内の6ページの抜粋です。 西方設計の家は大窓が多い。 冬の日射が東京の1/4の極小な地域でも、日射取得が熱損失より大幅に多い開口部を考える。 この場合の大切なことはガラスの表面温度が19℃(零下5℃)以上のガラスを使う。 冷輻射やコールドドラフトがおこらない。 日射取得量が熱損...
「アーキテクトビルダー創刊号」の特集が「西方設計 西方里見」であるが、 まだ手元に届いていないので詳細内容を述べることはできない。